起業物語〜私らしい書道教室の開き方〜

第14回 既成概念の逆を張る!ポジショニングの作り方

さて、今回は、ブランディングの内面のお話です。

ブランディングのために、

・すごい内面を作る=たった1レッスンでも結果が出る、楽しい書道講座を展開

と決めた私。

しかしながら、これはすぐに構築されたものではありません。

そもそも、

いきなりブランディングなんて、思い立ったのはよいものの、

大きな構想を持っていたわけでもなく、

必死に、

書道=マイナーと言われたことを覆すべく、

ありとあらゆることを考え抜きました。

とにかく、

書道=マイナーではダメなので、

書道=メジャーにすること。

その視点、それだけを軸に、

ひたすら既成概念のようなものを書き出しては、

逆を張っていきました。

例えば、

書道の先生=ご年配の先生が多い→ならば若手の先生で

マイナー=おしゃれじゃない→ならば書道がおしゃれに見えるように

書道=長い道のり→ならば短期間でも上手になるような理論を

といった感じです。

頭のなかでは、もやもやするだけですから、

なんでもいいので、

実際にノートに書き出して、手を動かし、

ひたすら、やじるしを引っ張っては、

逆、逆、逆、

を考えていったのです。

2012-09-24 07:19:28

※当時のノート、、、ひどい字でスミマセン。。。

その後は、それらを、

1つのコンテンツ=レッスンになるように、

まとめあげて、

セミナーとして、実施していきました。

うまくいったものも、

あまり好感触でなかったものもあります。

それでも、めげずに(笑)

アンケートやご意見をいただいたりして、

それをまたレッスン内容に反映させる、

といったことを繰り返しました。

今現在、書道のはな*みちで展開している

バランス3原則や、

上達の9ステップ、

ご祝儀袋レッスン、

宛名書きレッスン、

ひらがな集中講座などは、

市場でその価値を試し、

フィードバックの繰り返しのなかで生まれたものでした。

あとで、知ったことですが、

この作業は、ポジショニングといわれるもので、

ブランディングをする前に、

とっても大切な、

自分の強みを発揮するフィールド作りということでした。

ポジショニングに関しては、個人的に、

こちらのサイトにある

缶ビールのマトリックスが分かりやすくて、

好きですハート

書道のはな*みちに関して言えば、

既成概念に対して、すべて逆を張っていったので、

ライバルがほとんどいない、という

恵まれた状況に、ポジショニングすることができました。

既成概念、とか、普通、とか、

当たり前に思っていること、

それが、基本であり、

本当に大切なことだという場合も、もちろん多くありますが、

いったん疑ってみて、

逆を考えてみると、

そこに、新たな自分の強みや、

ビジネスチャンスがあるかも?しれませんね。

続きは、また次回お話させていただきますね。