第14回 既成概念の逆を張る!ポジショニングの作り方
さて、今回は、ブランディングの内面のお話です。
ブランディングのために、
・すごい内面を作る=たった1レッスンでも結果が出る、楽しい書道講座を展開
と決めた私。
しかしながら、これはすぐに構築されたものではありません。
そもそも、
いきなりブランディングなんて、思い立ったのはよいものの、
大きな構想を持っていたわけでもなく、
必死に、
書道=マイナーと言われたことを覆すべく、
ありとあらゆることを考え抜きました。
とにかく、
書道=マイナーではダメなので、
書道=メジャーにすること。
その視点、それだけを軸に、
ひたすら既成概念のようなものを書き出しては、
逆を張っていきました。
例えば、
書道の先生=ご年配の先生が多い→ならば若手の先生で
マイナー=おしゃれじゃない→ならば書道がおしゃれに見えるように
書道=長い道のり→ならば短期間でも上手になるような理論を
といった感じです。
頭のなかでは、もやもやするだけですから、
なんでもいいので、
実際にノートに書き出して、手を動かし、
ひたすら、やじるしを引っ張っては、
逆、逆、逆、
を考えていったのです。
※当時のノート、、、ひどい字でスミマセン。。。
その後は、それらを、
1つのコンテンツ=レッスンになるように、
まとめあげて、
セミナーとして、実施していきました。
うまくいったものも、
あまり好感触でなかったものもあります。
それでも、めげずに(笑)
アンケートやご意見をいただいたりして、
それをまたレッスン内容に反映させる、
といったことを繰り返しました。
今現在、書道のはな*みちで展開している
バランス3原則や、
上達の9ステップ、
ご祝儀袋レッスン、
宛名書きレッスン、
ひらがな集中講座などは、
市場でその価値を試し、
フィードバックの繰り返しのなかで生まれたものでした。
あとで、知ったことですが、
この作業は、ポジショニングといわれるもので、
ブランディングをする前に、
とっても大切な、
自分の強みを発揮するフィールド作りということでした。
ポジショニングに関しては、個人的に、
こちらのサイトにある
缶ビールのマトリックスが分かりやすくて、
好きです
書道のはな*みちに関して言えば、
既成概念に対して、すべて逆を張っていったので、
ライバルがほとんどいない、という
恵まれた状況に、ポジショニングすることができました。
既成概念、とか、普通、とか、
当たり前に思っていること、
それが、基本であり、
本当に大切なことだという場合も、もちろん多くありますが、
いったん疑ってみて、
逆を考えてみると、
そこに、新たな自分の強みや、
ビジネスチャンスがあるかも?しれませんね。
続きは、また次回お話させていただきますね。