第13回 出版を実現するために私がしたこと
前回の繰り返しになりますが、
私が起業当初、ブランディングを目指して、
行うと決めたことは以下2つです。
・すごい外見を作る=分かりやすい形で、本を出版すること(もちろん自費出版ではなく)
・すごい内面を作る=たった1レッスンでも結果が出る、楽しい書道講座を展開する
今回は、まず外見から、お話させてくださいね。
本の出版は、先生業をなさっている方にとっては、
とても意義のあること、だと思います。
本を出すことは、自分のステージを引き上げてくれますし、
出版によって確実に世界が広がります。
出版は、それだけ目指す価値のあることです。
出版するきっかけは、実は人それぞれであったりして、
例えば、企画をもちこんで、通ったケースとか、
編集者の方と知り合って、出版に至るケース、
出版エージェントを利用するケース
など、千差万別です。
私は、当初、
実は、出版なんて、恐れ多くて、
夢のまた夢、と思っていて、
ただ、いざ、お話が来た時には、
(このあたりも、本当に夢見がちというか、、、妄想してますね。スミマセン。)
「こういうアイデアがあります!!」
と、ささっと出せるように、
準備だけはしておこうと思っていました。
そのために、したことは、
ホームページ上に、
書道のお悩み相談コーナーを作る
ということでした。
そもそも、書道のはな*みちのホームページは、
まだ月に4回くらいしかレッスン日がなかったころ、
生徒さんへのレッスン日告知、そして掲示板がわりにと、
立ち上げたものでした。
しかも、お金をかけられないので、
先輩からお知恵を授かって、
HTML Maker AZUKI というソフトを使って、
私が全部、手入力していました。
タグを覚えたり、
ブログも自社ブログでしたから、
不必要にマニアックだったと思います(笑)。
ただ、マイナーといわれた書道のイメージを変えるべく、
目に優しい緑を使ったり、
大好きなテーマカラーのピンクを合わせたりして、
入りやすさ、見やすさを心がけていました。
(現在は、IT部長が作ってくれる素敵なプロのホームページです)
そして、
字に悩んでいる人に、実際に会えなくても、
ホームページ上に、このようなコンテンツを積み上げていけば、
きっとお役に立てる!
そして、
字に対する苦手意識がなくなって、
字を書きたくなってくれたらいいな、
と思っていました。
そして、いつか、
出版社の方や、編集者さんが、
書道のはな*みちのホームページで、
お悩み相談を見つけてくださったときには、
これは役に立つ!!と思っていただければ、いいな。
そう願って、、、
質問を募ることにしました。
自分の中では、なかなか質問やお悩みは出てこないので、
お友達や、生徒さん、
メールマガジンの会員さんに声をかけさせていただいて、
・どうやったら、バランスがよい字になるのか?
・横書きで上手く見せるコツは?
・ホワイトボードにキレイに書くには?
といったご質問をいただき、
ご本人宛て+ホームページ上で答えていました。
そして、そのお悩み相談を、
コツコツ続けた1年後・・・
なんと、3つの出版社からお声をかけていただくことになったのです!
1社は、ご紹介。
1社は、HPを見て。
1社は、All Aboutさんに取材していただいたこの記事から、HPを見て。
ハッキリ言って、びっくりしました。
夢には見ていたものの、
まさか、本当にお声をかけていただくことになるなんて。
でも、
その後、編集者さんとお会いして、
いろいろとお話しているうちに、
私は確信しました。
多くの人の潜在的な悩みを引き出し、それを解決すること。
それが、出版の1つの意義なんだと。
編集者さんの対話のなかで、
それを確信した私は、
全身全霊を傾けて、執筆をスタートさせました。
というわけで、
処女作出版秘話?は、また次回